タワライカの夫婦愛。

料理店ではあまり見かけないのですが、

「タワライカ（標準和名：ソデイカ）」、という種類のイカがいます。

体長80センチ以上、重さ10〜20キロなどというのが当たり前の大形のイカです。

先日、ツイッターでお客様から、
「タワライカはメニューで食べることが出来るのかしら？」とお問い合せを頂きました。

残念ながら、メニューにはなくご提供できないのですが、
極まれにお店の周りで泳いでる事があります。

さらに浜辺に打ち上がっていることもあります。

大型のイカですが、別の大型イカである「ダイオウイカ」のようにアンモニア臭くも無く美味しいイカです。寿司屋さんのネタにつかわれるらしいです。

そのときツイッターでは公開したのですが、
以前、海中レストランの生け簀側で泳いでたところを捕獲され、
撮影したタワライカの写真です。

大きさが分かりやすくなるように、
厨房のスタッフにイカをつかんで貰いました。

（プライバシー保護のため顔が隠れています笑）

でかっ！！！

 

こちらは別の日のタワライカ。

なんとも夫婦仲の良いイカで2匹一緒によく泳いでいますから、
タワライカが1匹捕れたときはすぐ側でもう1匹捕れちゃう事が多いそうです。

ということで、大小並んでいるのは恐らく夫婦でしょう。

夫婦愛の強いイカですね、タワライカ。

 

そういえば、昔の話になるのですが・・・

唐津市内の海岸添いで育ったタグチです。

小学校の課外授業で浜辺を散策しているときに、
同級生が波間を漂う「タワライカ」を発見したことがありました。

当時の自分たちの身長と同じくらいの巨大イカ。

とても怖かったのを覚えています。
（恐らく1メートル20センチくらい） 

担任の先生は大喜びで、生徒達に捕獲指示を出しまして、
大きなイカさんは魚屋さんに売られていきました。
（高額だったようです。）

 

あのときのタワライカは、誰に買われたのだろう？

ちょっと食べてみたかった気もしますね(>д<；)