皆様こんにちは。
先日のTV「いのちドラマチック」見ていただけましたか?
放映時はかなり興奮していたタグチです(*>∀<)
30分間の番組でしたが、
- 「トラフグ」の生態について、
- 毒はどこからきたのか
- 毒を失ったフグはどうなるのか
- 無毒のフグを育てるための努力
…興味深い内容でした。
長崎大学時代から萬坊のフグを研究してくださっている
東京医療保健大学の野口玉雄教授。
野口教授の説明は
「トラフグは毒をもっていたのではなく、
餌となる貝やヒトデの中に含まれる『テトロドトキシン』という成分が、フグの体内にたまり毒を持たせるのである。
外界と遮断した環境で、特定の餌を与えたフグは毒を持たない。」
という内容でした。
司会の劇団ひとりさんも、トラフグの肝を「食べてみたい!」と興味津々。
萬坊では無毒のフグを育て、
佐賀県の地域のみ特例でフグの肝までも食べることが出来る「ふぐ肝特区」を国に申請中です。
未だ認められてはいませんが、特定の環境で育てた無毒フグの肝を美味しく食べることができるような土地になればいいですね。
砂にもぐって口をパクパクさせているトラフグは「かわいい」と好評でした♪
萬坊では砂を敷いて、フグの安息の場所をつくったり、
光を遮断してストレスを軽減させるよう努力しています。
(左)太田善久社長 (右)水産事業部 石田
この番組は、下記日時にも再放送があります。
2011年3月3日(木)午後3時00分~3時30分
「トラフグ 毒を抜かれるいのち」
是非ご覧下さいませ。
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